HANAKOは下げ荷の危険を無くすために生まれた搬器です

これを安全に行うには、スイングヤーダなどの高性能林業機械(複数の動力を同時制御できる)が必要と言われています。

 

HANAKOは高性能林業機械を持たない方が下げ荷を安全にできるように開発した搬器です。

 

HANAKOは制動力を備えた搬器です

✔ 下げ荷も上げ荷も安全に行えます

あらゆる傾斜に対応。もちろん水平運搬にも対応。

 

✔ 単引きで運搬できます

固定索(主索)と動索(作業索)の2本だけなので、索張りが単純です。

 

✔ 端(はな)上げによる地引き、宙吊りの運搬ができます

倍力なしでも端が上がります。障害物を乗り越えることができ、荷が暴走・滑落しません。

また倍力の運搬とちがって、宙吊りになってしまっても下ろしたい場所で下ろすことができます。

 

✔ 1人作業ができます

荷掛時にHANAKOはクリップ無しで係留するため、1人作業ができます。

 

✔ 300kgまでの荷を扱えます

短幹材や小径木の集材に使えます。

 

✔ 【メンテナンス】制動部品の交換が必要です

使うごとに制動部品が消耗していきます。

この制動部品が安全をもたらしてくれています。

 

(注※)宙吊りによる運搬、および200kg以上の荷の運搬を行うには「林業架線作業主任者」の資格が必要になります。

荷掛けや荷外しの作業には、「玉掛作業者」の資格が必要になります。

 

固定索:元柱と先柱をつなぎ、HANAKO本体を支持するロープ。

動索:集材機ドラムとフック(荷)をつなぎ、HANAKOを介して荷を移動するロープ。

HANAKOの動作風景

HANAKO 300 による下げ荷集材

HANAKOは傾斜に関係なく単引きの架線集材ができる搬器です。

これは弊社試験林(斜度20度)での下げ荷の試験の映像です。途中の様子をズームおよび倍速で再生しています。

下げ荷(山側で伐った材を道まで下ろす)に使うことができます。

  • 荷の昇降と移動を単引き(動力1つ)で安全に行います。
  • 端(はな)上げによる地引き、宙吊りの運搬ができます。障害物を乗り越えたときにも荷が暴走・滑落しません。

 よろしければ、「単引きの限界と危険」をご参考ください。

(参考)単引きの限界と危険


上げ荷(谷側で伐った材を道まで引き上げる)に使うことができます。

  • 荷の昇降と移動を単引き(動力1つ)で安全に行います。
  • 倍力の仕組み(動滑車)を使わなくても、端(はな)上げによる地引き、宙吊りの運搬ができます。障害物を乗り越えて運搬できます。

 

列状エリアの集材に効果的です。

  • 固定索を高く上げることで横取りの幅を広くとることができます(下げ荷、上げ荷で共通)。
  • 固定索を高く上げると立木に大きなモーメント(倒そうとする力)が働きますので、控索の対応を十分に行ってください。

 

HANAKOの名前とアイコンは象から

HANAKO(ハナコ)の名前は、姿が象の頭部に似ていることに由来します。

アイコンもそれに模して作られました。

 

 

象にとって鼻は大事な部分なように、HANAKOにとってもハナは動作をコントロールする大事な部分です。

動作のしくみと特許

  • HANAKOは、動索の張力によって制動をきかせています。
  • そして荷の位置によって制動を解除しています。

これにより、傾斜に関係なく動力1つ(単胴)で荷の昇降と移動が可能になります。

 

この原理を実現する方法に関して弊社が特許を取得しました。

 

無断でHANAKOを複製したり同じ仕組みを使って製品を作ることは権利侵害となります。