架線と動力は軽架線システムの設置方法に従います。軽架線システムの索張りについて知りたい方は、「軽架線システムの索張り(PDF)」をご覧下さい。
HANAKO 300はチルホール(手動ウインチ)によって固定索を緊張させる例、HANAKO Miniは軽トラックによって固定索を緊張させる例を示します。
(用語)
固定索:元柱と先柱をつなぎ、レールのように搬器を支持するロープ。HANAKOはワイヤーロープのみ対応しています。
動索:動力から搬器を介して荷につながれ、動力を伝えるロープ。
HANAKO 300は単力(倍力なし)の設置例、HANAKO Miniは5倍力の設置例を示します。
以下に操作の説明を続けます。
HANAKOは荷重を使った制動のしくみにより、1つの動力を荷の昇降と移動の2つの運動に切り替え、あたかも天井クレーンのような運動をします。制動がいつ働き、いつ解除されるのかをおさえておけば、HANAKOの運動の仕方にすぐに慣れていただけます。
以下の挿絵は全て下げ荷の場合を描いていますが、上げ荷の場合も同じ動きをします。
HANAKO 300の図で説明します。HANAKO Miniも共通です。
HANAKO 300の図で説明します。HANAKO Miniも共通です。
HANAKO 300の図で説明します。HANAKO Miniも共通です。
HANAKO 300の図で説明します。HANAKO Miniも共通です。
HANAKO 300の図で説明します。HANAKO Miniも共通です。
※動力タイプによっては、運転を止めずに即逆転させて次の「荷を下ろす」作業に移ることがあります。
HANAKO 300の図で説明します。HANAKO Miniも共通です。
この作業を繰り返すときは、「3.空搬器移動」に戻ってください。
以上、下げ荷の場合の挿絵で説明しましたが、上げ荷の場合もHANAKOは同様の動きをします。