うちの試験林の綺麗どころをご紹介します。美濃市内、標高150~200mあたりの所です。
もう少しすれば新録が次々と芽吹き、美しい季節になります。
ヒノキの人工林を抜けて尾根に出ると、高木は自生したマツ、ソヨゴ、ヤマザクラ、カエデ、コナラ、クリ、タカノツメ、コシアブラに入れ替わります。
これから新緑が次々と芽生え、見上げた空に柔らかな緑が混じり、一年で一番美しい季節になります。 年初に負った捻挫から回復し、問題無く登れるようになりました。ご心配おかけしました。

こちらは早咲きのヤマザクラ。
ヤマザクラは個体差が大きく、この山に自生しているものは現段階で新芽が出たばかりのものから、こうして新葉になったものまでバラツキがあります。
一斉開花するソメイヨシノとは大きく違う特徴です。

あれま。これは何でしょう?
カモシカが大量の糞を残してくれました。ごくたまに目があったりしますが、数秒だけ対峙するとそわそわと逃げていきます。
尾根に広がるシダの中に落ちていましたが、そこだけシダが枯れているようで、すぐに糞と分かりました。

参考までに、同じ日、別のところで撮ったソメイヨシノです。
こちらはほぼ一斉開花します。立ち姿もヤマザクラと違いますね。