周辺資機材の選び方についてお困りごとがあればお気軽にご相談ください
この架線を構成する主要は資機材は以下のとおりです
繊維ロープが使えるものに限られます。搬器HANAKOは倍力が使える上、端上げ地引運搬~空中運搬ができる(接地摩擦が少なくなります)ため、牽引スピードの大きなものをお勧めします(出力が同じ場合、牽引力と牽引スピードは反比例します)。
●フォレストサプライ株式会社
超軽量小型エンジンウィンチ VF80 BOLT【型番:980005】
動索に使うロープはΦ10ミリ以下のしなやかな繊維ロープをお選びください。なおHANAKO A2は端部加工されたロープを通すことができるためフック付きのロープが便利です。
●フォレストサプライ株式会社
繊維ロープ(二重編組高靭性) 10Φ 100mフック付き(VF80用)【型番:310201】
上記の動力とのセット品もあるようです。セット購入は直接ベンダー様にお問合せください。
固定索として使える繊維ロープの太さはΦ9~16ミリの間です。固定索には、十分な破断荷重(切れにくさ)と伸びにくさを備えたロープをお選びください。ロープの破断荷重や伸びにくさはロープメーカーにご確認下さい
●固定索繊維ロープMainLine4814 > 森の機械で販売中
・Φ14ミリ 破断荷重10.1tf →繊維ロープ用ブレーキ【サイズ14】に適合
・コアはHMPE、外層はポリエステルのダブルブレード(二重構造)
●SuperMaxロープ > 大綱株式会社が販売
(商品リンク)SuperMax®ロープ
(参考)Φ12mm 破断荷重16.5tf →繊維ロープ用ブレーキ【サイズ14】に適合
単価や在庫は当社に直接お尋ねください。
※上記以外のロープ製品が適合しないということではございません。
【クリップの方法】固定索は設置後に手動ウインチにより緊張・弛緩を行う関係で、先柱側と手動ウインチ側の両端をクリップする必要がございます。こちらのブログにてクリップ方法をご案内していますのでご参考ください。→ブログ「繊維ロープをつかむ方法 」
固定索として使えるワイヤーロープの太さはΦ6~12ミリの間です。より方や構成は不問です。
固定索には、中央部(元柱と先柱の中点)に荷が来たとき、揺れによる衝撃荷重も含め荷重の10倍以上の張力がかかることを目安に十分な破断荷重(切れにくさ)を備えたロープをお選びください。ロープの破断荷重はロープメーカーにご確認下さい。
(目安)質量100kgの荷を空中運搬する場合はΦ9ミリ以上が適切
●道具屋.com(株式会社チキリ)
固定索を緊張させるために手動ウインチ(チルホールやレバーブロックなど)が1つ必要です。固定索にかかる最大張力(荷重の10倍以上)を考慮したサイズのものをお選びください。
なおレバーブロックをお使いの場合は揚程が標準より長いものが必要です(以下ベンダー様にてカスタム可能)。
(目安)支柱間が50m→揚程3m、支柱間が100m→揚程6mを確保ください
●道具屋.com(株式会社チキリ)
空搬器移動用ロープは運搬距離(以上)あると便利です。手引きして使いますので軽くて握りやすいものをお選びください。強度は要求されません。
●株式会社大成製作所
以上の通りですが、これら以外のベンダー様・製品が適合しないということではございません。資機材の選択に不安がある場合は、どうか遠慮無くご相談ください。
【費用感を知りたい方は】アイテム別の数量と費用についてどうぞご参考ください。これ以外の詳細情報も学びたい方は次の「里山で使える架線ガイド(PDF)」をダウンロードしてください
【架線ガイドの冊子】架線をしっかり理解したい方へ
「里山で使える架線ガイド(PDF)」を発行しています。架線の用途や、資機材の準備・設置・操作・安全知識について、初めての方でもわかりやすくまとめています。写真イラスト豊富・文字少なめ全35ページのPDF。どうぞダウンロードしてお使いください
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架線用搬器HANAKO A2と周辺資機材の選び方についてお困りごとがあればお気軽にご相談ください