丸太からチェーンソーを使ってプランター(植木鉢)を作る過程をご紹介します。
このようなワークショップやイベントを行いたい方もどうぞご参考に。
協力が必要な方はどうぞ遠慮無くご連絡ください。
丸太からの木取りイメージは最後にご案内します。
これは以前に作ったプランターです。オリーブを植えましたが大きくなってきたので、根が窮屈にならないよう大きめのプランターを作りたいと思います。
動画でごらんになりたい方はこちらをどうぞ。
↓↓↓
画像(静止画)でごらんになりたい方は、このまま続けてごらん下さい。
↓↓↓
チェーンソーでパーツを切り出す
では材料をチェーンソー加工しますので、順を追って説明します。
加工作業は軽トラックの荷台で行いました。荷台の高さは70センチ近くあり、腰に負担をかけず作業することができます。
材料を用意します。今回使用したのは、スギ 径30cm×長さ57センチです。
丸太バイスで片端を固定します。丸太バイスは立介Gab(たちすけがぶ)を使用。
他に、木材を持ち上げるために木材トング、丸太を浮かせるために枕木(今回は10センチ髙)を使用しました。
加工前に木取りをしておきます。
脚、底板の幅は5センチほど(切ると4センチほどに痩せます)、残りが本体(鉢)になります。
脚×2を切り出しました。断面が地面側になります。
底板を切り出しました。
本体に、くり抜いて鉢にする部分をマーキングします。
くり抜く大きさは、一辺が丸太直径×0.7倍の正方形を目安にしますが、容積を大きく取りたいときは軸方向に少し長めにします(長方形)。長すぎると底に穴があくのでほどほどに。
突っ込み切りをして、中身をくり抜きます。
~突っ込み切りが初めての方へ~
最初は、ガイドバー先端の下部分を当て、あまり力を入れずに先端が沈んでいくまで慎重に進めてください。
ガイドバーの先端が隠れたら、ガイドバーを起こしてまっすぐ突き入れます。
【注意】最初からまっすぐ突き入れるとキックバックを起こします(危険)
ガイドバーの先端が丸太から反発力をうけ、ガイドバーが周回運動して自分に向かってきます→キックバック
キックバックを起こさず、突っ込み切りができるようになると加工の幅が広がりますよ!
(続き)丸太を立てて突っ込み切りします。
縦挽きは横挽きに比べてキックバックしやすいので留意ください。
※繊維との擦れ合いによる抵抗が大きいため。
まだ中身を外せていませんが、チェーンソーを止めて裏側を向けます。
切れ残り(赤丸のところ)があるため、ここにチェーンソーを入れます。
中身が外れました。
くり抜いた部分に底板を当てて、はみ出した部分にマーキングを入れます。
はみ出し部分をカットすると底板がハマります。
両側のはみ出し部分をカットしました。
底板がハマりました。OKです。
組み立て
カスガイ(120ミリ×2本)を使って、底板と本体を繋ぎます。
打ち始めは小さな力で打ち、ある程度固定されたら体重をかけてしっかり打ち込みます。
脚を固定します。脚の位置は、底板の底面と合うようにします。
完成しました。
少し揺さぶってガタツキが無いことを確認しました。
中を見てみましょう。
角にすき間ができたのは容積を大きくしようと長方形にしたためです。
このすき間には小石を置いてモレを防げばよいでしょう。
地面に置いてみました。やはり天然素材は地面に直置きすると溶け合いますね。
オリーブを植えました。右隣は以前使っていたプランターです。
木取りと道具のご紹介
突っ込み切りに注意して作業しましょう。突っ込み切りが無難にできるようになるとチェーンソー加工の幅がぐんと広がりますよ。
●使用した材料と道具
- 丸太:スギ 径30cm×長さ57センチ
- カスガイ:120ミリ×2本
- ビス:90ミリ×4本
- チェーンソー:排気量50CC(スチールMS261C)
- 丸太を固定する道具→丸太バイス
- 丸太を持ち上げる道具→木材トング
- げんのう
- 電動ドライバー
- メジャー
- マーカー
●イベントやワークショップ開催に協力いたします
チェーンソー木工のイベントやワークショップを開催したい方はどうぞご連絡ください。
